RPAというのも、ITシステムのうちの1つということから、セキュリティ面での対策というのが重要になってくると言えるでしょう。これが十分になされていない場合、外から不正アクセス可能となってしまい、クラッキングによる損害が起きたり、情報が漏えいしてしまったりという危険性が高まってしまうと言えるでしょう。管理するのが部門ごとという場合には、内部からの不正アクセスという危険性も高まると言えるでしょう。また、さまざまな業務をRPA化することにより、システムの通信障害や災害時のトラブルなどで停止してしまった場合、企業全体の業務が停止してしまうと言った危険性もあるでしょう。そのため、こういった事態の対策としてシステムの冗長化というものを検討するべきと言えるでしょう。RPAが止まってしまった場合の業務マニュアルやオペレーション、またガイドラインといったものを整備しておくことは重要なのではないでしょうか。RPA導入によるリスクというのはその他にも、誤処理を見逃してしまったり、連携しているシステムとトラブルが起きてしまったり、管理者の異動などによって業務がブラクボックス化してしまうなど、さまざまな要因が考えられるでしょう。こういったことを視野に入れてITガバナンスを整備して行くことというのは必要不可欠であり、現場の業務担当者だけでなく、情報システム部門と連携し、会社全体で対応策を練って行く必要があると言えるのではないでしょうか。ロボットに任せっきりにしてしまうのではなく、より良い活用や運用を見つめ歩みを進めていけることが望ましいのではないでしょうか。